東京は一生住むところじゃない。

耳にした気になる会話や本の話。

喧喧囂囂よりも意外と侃侃諤諤の方がうるさい気がする

お題「最近知った言葉」

 

ブログの存在を完全に忘れていたせいで

数年放置している間に「東京は一生住むところじゃない」と思っていた私は

「これからは大阪に一生住むらしい」人になりました。そんな近況です。

 

 

 

最近知った言葉、【侃侃諤諤】です。

 

読み:かんかんがくがく

意味:正しいと思うことを堂々と主張するさま。また、盛んに議論するさま。

侃侃諤諤(かんかんがくがく)の意味 - goo国語辞書

 

なかなか学がないもので、侃侃諤諤を最近知ったということが

どの程度ヤバいことなのかの判断も出来ないのですが

 

なんか…こいつうるさくないですか?

 

漢字を見て、読みを知り、意味を知った途端に襲ってくるこの言葉の圧。

そしてどこからともなく聞こえてくるような騒音感。

文字を見て「うるせぇな…」と思ったのは恐らく二十数年間生きてきて初めてでした。

 

まずもう「かんかん」が「カンカン」で良くない。

「カンカン」は怒っていることの形容であったり、金属を打ち鳴らす音の表現であったりと

良いイメージはまるでない。

カンカンが近付いてきたら、ぐっと強めに耳を塞ぐか、逃げ出す。

※パンダは除く

 

時には正しいと思うことを堂々と主張することも大事でしょう。

反対意見とはバチバチにぶつかって、盛んに議論すればいい。

それはいい。

 

ただそれは「白熱した議論」程度であってほしい。

 

侃侃諤諤と意見をたたかわす」のはやめていただきたい。

 

うるせぇ。もっと聞く側のことを考えて喋ってくれ。

 

 

 

根っからの漫画脳なもので、侃侃諤諤ちゃん(女)を擬人化してみた結果

とても愛せたもんじゃねぇという結論に達しました。

・自分が正しいと信じて疑わないキツめの性格

・突然火がついたように喋り出すことがある

・ツリ目を隠すためのフレーム眼鏡

・短所は「ごめんなさい」が素直に言えないこと

 

あれ?ちょっと可愛い。

でもうるさい。

私が聞きたい惚気話

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お付き合いしている相手のことをなんと呼べばいいのか、

ずーっと悩んでいるのです。

 

本人を呼ぶ場合ではなくて

相手のことを第三者に話す場合。難しくないですか。

 

「彼氏」

わざわざ宣言しているようで、なんか

「彼」

どことなく漂う、熟れ感。

この呼び方は可愛い子しか似合わない

「名前」

双方面識があったらこれがベストですけど。

 

個人的に、抜群に、聞いていて引っかかるのは

「相方」です。

 

付き合ってるというか、どつき合っているようなイメージ。

なんの相方?

恋愛の?人生の?

私が今悩んでるような照れの末に、極力、色っぽくない呼び方を選んだのでしょうか。

たまにとても仲の良い友達のことも「相方」と呼ぶ人が居ますが

これは「やっぱりお前が居ないとダメだぜ!相棒!」というニコイチ感なのでしょう。

あれ?恋人のこともそういう気持ちで相方って呼んでるの…か…?

よくわからなくなってきました。

 

この疑問とぶつかってから早数ヶ月。

注意して友人達の話を聞いてみると、約半分が「彼」派、残り半分が「名前」派でした(私調べ)

 

「彼」派の女性陣はやっぱり顔面偏差値が高めの傾向にあり

「名前」派の女性陣は、自分ととても仲が良いことに気付きました。

 

彼氏の名前を友人に言う場合、彼女とこちらの間には

これからもちょくちょくこの人の話するからね!」という関係が成り立っているんだなと。

 

 

人の惚気話は、大好物なんです。

 

ただ、限度というものがあると思うので、ヤマも落ちもない話をいつも繰り返されると

「またかよ」「うん、…で?」という気持ちでうんざりしてしまう。

恋人の話を人にする場合、こうだったら私はいくらでも聞きたいぞと思う3パターン。

 

1、過度の愛がある話

  「どれだけ相手のこと好きなんだよ!」と、つい笑ってしまう

  オーバーに惚気ることでみんな幸せになれる

 

2、純粋に面白かった話

  男女とか関係なく聞きたい

  「この前一緒に出かけた時に彼が職質受けてさ…」なんて言われたら

  「なんだそれもっと頂戴」ってなる

 

3、哲学的疑問を抱いた話

  「彼、全く自炊しないのは知ってたんだけど家にコップも無いんだ。断捨離ってどこまでがベストなのかなぁ…」

  お酒でも飲みながら朝までこの話できるな、というお題になる

 

愛が止まらない状態なのは大変結構ですが

友情に亀裂が入る可能性があるので気をつけたい。

楽しく話せて楽しく聞けたら素敵なのにな。

惚気癖のあるうちの社長の、昨日の愛妻ご飯の話を聞きながら

こんなことを考えていた今日この頃でした。

 

で!

結局まだ悩み中。

 

「誰かに似てますよね」

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気の早い忘年会がありまして

初めてお会いしたお兄さんが、とても誰かに似ていたので

「誰かに似てますよね」と言ってみたところ

 

「俺、アンジャッシュに似てるってよく言われる」と。

 

「あぁあああ!!わか…あれ?どっちですか?」

「どっちでもないんだよね」

「ん?」

「どっちにも似てるって言われる」

「あぁ…」

 

間。あいだ。

すごい。

なんという奇跡。

これはもうアンジャッシュよりアンジャッシュだというよくわからない結論に落ち着きました。今考えると相当酔っていたのでしょう。

 

感心したと同時に「この言い方とても便利だな」と気付きました。

誰かが褒め気味であげてくれた有名人の名前を

後日自分の口から「似てるって言われたことあるんですよ」と言うのはやや恥ずかしい。

間をとって2名あげて「その間なんだって」と言えば

「わかる!」でも「わからん!」でも一盛上りあること請け合い。

 

飲み会時、そのお隣のお兄さんに似ている有名人を尋ねたところ

 

 「調子がいい時は向井理と。

 

この言い方も便利すぎて震えました。

読めるけど書けない漢字ランキング4位

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蒟蒻。

こんにゃく。

 

『蒟蒻』という漢字が『こんにゃく』の感じに合っていないと思う。

書けないし、書かない。書く機会がない。

ランキング的には男性4位、女性3位/マイナビさん調べ

 

今日お昼に、こんにゃくとゴボウと鶏肉の煮物を食べながら

ふと、

高校の頃に仲の良かった子が極度のこんにゃく嫌いだったことを思い出したのです。

 

朝の挨拶が「ごきげんよう」でもおかしくないような校風の女子校に血迷って通っていたため

食育の大事さがなんちゃらかんちゃらでお昼は全校生徒給食制。

母は「楽でいいわ~」と言っていたし、

私は好き嫌いがあまり無いタイプなのでそんな生活にすぐ慣れましたが。

 

彼女は豚汁に入っている薄っぺらいこんにゃくを

「髪の毛入ってるの見つけちゃった…」くらい嫌そうな顔をしながら全て別の皿によけて

もうこんにゃくは入っていない残りの豚汁でさえも

ほんのり嫌そうな顔をしながら食べていました。

 

「なんでそんなに嫌いなの?」

と聞いたら

「だって、見た目が完全に石じゃん!食べ物じゃないよ」

と、バッサリ。

 

あぁ、その発想は無かった…と妙に感心したのを今も覚えていて。

 

言われてみると、まぁ、わからなくもない。

いや、わかるけどだからといって嫌いにはならない。

だってこんにゃくはこんにゃくであって、石ではないからな!

 

私の中でこんにゃくはこんにゃくという食べ物であって

幼い頃から慣れ親しんだ“食材”であったわけで。

 

ちなみに

昔はこんにゃく芋からこんにゃくを作っていたため

出来上がりは少量の皮などが混入して黒っぽくなっていたようですが

現代はこんにゃく芋を精製した粉から作るので真っ白に作れるのに

わざわざひじきなどを入れて、あえてあの色を出しているそう。

わざわざ。

…わざわざ!

ひじきとか入れて!!!

モヤシは白くないと売れないから昔は漂白していたというのに!こんにゃくは!

いや、人間は!か。

「なんか知ってるのと違う」ということを拒絶するんだなぁ。面白い。

 

「ねぇ、今でもこんにゃく嫌い?白いこんにゃくも嫌い?」

 

ちょっとだけ彼女に聞いてみたいけど、

かれこれ6年ほど音信不通なので話題が適当ではない、な。

 

諦めよう。

 

140文字じゃ足りない話がしたい

ブログ始めました。

よろしくお願いいたします。

twitterFacebookもアカウントを持っているけれども

知り合いばかりの場でする話でもないなと思うと何も書けなくなってしまう。

面白いことあったのにな〜

これはどうなんだろうな〜

このモヤモヤの正体なんなんだろうな〜

という話がしたいのです。

 

使いこなせるまでワタワタすると思うのですが

もしよかったらお付き合い下さい。

 

ブログ開始初日、東京は曇天です。